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タイトル: 2019 年度人間看護学部FD 委員会による授業見学の取り組みについて
著者: 川口, 恭子
河野, 益美
甘佐, 京子
キーワード: 授業見学
FD 委員会
FD 活動
活動報告
テキストマイニング
発行日: 2021/03/30
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録:  高等教育機関での FD が義務化され 10 年以上が経過しているものの,定着には課題がある.本報告では,2019 年度滋賀県立大学人間看護学部 FD 委員会における授業見学について,実施状況とレスポンスペーパーの分析から授業見学に対するニーズと今後の課題を検討した.2019 年度の実施状況は前期での見学が多く,在宅看護学に関する科目が多かった.見学者の職位は講師が多かった.レスポンスペーパーのコメントは,計量テキスト分析ソフト(KH Corder3)を用いたテキストマイニング法を用いて分析を行った.その結果,見学者は学生が授業で集中している場面,授業における時間配分,授業の展開,構成,内容,学生へのレスポンス,学生の学習状況,実習との関連といったことに着目していることが明らかとなった.本学部の授業見学は,モデルとなる授業からその展開や授業技術を学ぶこと,教授内容の調整といった機能をもち,若手教員の教育力の向上に効果的であると考えられる.今後,授 業見学が定着した際には,授業を公開する教員に対してもより教育的な効果が得られるような機能を付与する工夫が必要であることが示唆された.
NII JaLC DOI: info:doi/10.24795/nk019_065-070
URI: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/790
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